2024年10月ブログ②

奈義町で劇団『OiBokkeshi』の活動をしている菅原さんを呼んで
『老いと演劇のワークショップ』をしました。
演劇を通じて、認知症の人との関わり方を考えるワークショップです。

演劇ということで、初めはみなさんドキドキ不安そうでしたが、
将軍ゲームやイス取りゲームで大盛り上がり!
作戦会議をしたり、けっこう本気で遊びました。

認知症のおばあさんの役・介護職員の役に分かれて、介護現場での
日常的なシーンを再現します。

介護職員さん 『食事のじかんですよ~』
おばあさん 『今な、BZの稲葉さんが来ててな、これから一緒にコンサートに行くんよ』
介護職員さんA 『なに行ってるんですか!ほら早く食事にいきますよ!』

認知症の人の、一見おかしいと思えるような言動を、否定して関わるのか。

介護職員さんB 『稲葉さん!?すごいですね!私もご一緒したいです~』
おばあさん 『じゃろ~。ええよ、一緒に行こう!』

両方の関わり方を演じることで、それぞれの感じ方を体験しました。
最終的には、おばあさんの妄想の中のBZ・稲葉さん役まで登場して、とっても盛り上がりました!

菅原さんいわく、若い世代のお母さんたちに向けてのワークショップということで、
楽しんでくれるだろうか?という心配もあったけど、
いざ蓋を開けてみれば、みなさん逸材ぞろい!
すばらしいシーンがたくさん生まれて感激したそうです。